木川歯科医院では、永久歯を抜かずに、歯を支える歯槽骨（あごの骨）を成長させて、歯並びと顔のゆがみを整える「床矯正治療 (しょうきょうせいちりょう)」を行っています。（自由診療）

子供のための矯正治療

現在、日本で主流の矯正治療は、皆さんもよくご存じの「固定ワイヤー式」と呼ばれる治療法で、アメリカで主流の治療法です。永久歯が並ぶスペースが不足している場合には、上下4本の歯を抜いて、歯全体にワイヤーをかけて歯を移動させます。

一方、「床矯正治療」は、ヨーロッパで主流の治療法です。「床矯正」は、あごのほうを歯に合わせる治療法で、歯を抜かずに、取り外せる床矯正装置を使って、歯槽骨を広げて歯に合わせたり、後退している下あごを前に出したりして正しいかみ合わせを作ります。

木川歯科医院は「一般社団法人 日本床矯正研究会」所属の歯科医院です

成長期のブランクを治療期間にあてるのがベスト

歯並びは、治療開始年齢により治療期間が全く変わってしまいます。人間の歯は通常、1歳になる少し前から乳歯が生え始め、第一次成長期が終了する6歳頃に、下顎の前歯が永久歯に変換します。

次に、女子は9歳半、男子は10歳頃に犬歯や小臼歯が生えてきます。ここから第二次成長期が始まります。そして、12歳臼歯の萌出で永久歯列が完成します。

したがって、床矯正治療は、6歳頃から犬歯が萌出する第二次成長期開始までに終えるように開始するのが良いと言われています。

犬歯萌出以降は、歯だけの問題ではなく、骨格性の問題が出てきますので、治療期間が延びたり、装置も複雑になることがあります。

床矯正治療の費用

床矯正治療は保険外（自由診療）です。

早期治療の場合は、初診料（矯正検査費）と治療費合わせて約12万円～(片方の顎で)。

多くの症例では、二つの装置と治療完了後に保定装置を使用するため、約15万円～(片方の顎で)。

装置の数によってこれ以上かかるケースも出てきますが、従来の矯正治療の平均約70万円～と比べると、治療費はかなり抑えることができるでしょう。

木川歯科医院　床矯正治療費

（消費税別）

• 初診料 / 矯正検査　￥30,000
• 床装置（ネジあり）￥60,000
• 床装置（ネジなし）￥40,000
• 保定装置　￥20,000
• 矯正経過管理料（月1回）￥2,000
• 修理（破損等状態により料金差あり）￥3,000～
• リンガルボタン装着（材料の数により料金差あり）¥4,000～

＊矯正検査は、レントゲン写真、全身・顔貌写真撮影、口腔内写真撮影、各種筋力測定、咬合圧検査、歯型取り等です。経過管理料にも必要な検査は含まれます。上記以外の治療オプションや費用も含めて、初診時に説明を行います。

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