マウスガード(スポーツ用マウスピース)


院長は、日本スポーツ歯科医学会会員です。


当院では、オーダーメイド(カスタムタイプ)のマウスガードを製作しています。

 

 健康な歯、正しい噛み合わせとスポーツ

 

どんな競技でも勝ち負けは、体力以外に、試合中の集中力や一瞬の判断力で決まることは言うまでもありません。仮に、大きな虫歯を放置していて、試合に出ている選手がいたとします。試合中に、急に虫歯に激痛がはしりました。選手は、懸命に痛みをこらえて何とか試合をやり切りました。しかし、どうでしょう?試合に集中できたでしょうか?一流選手にとって、どのような原因であろうと、それが試合の勝敗を左右するのであれば、悔いが残るでしょう。プロに限らず、アマ、学生選手が一流選手を目指すならば、どんな競技においても、健康な歯と正しい噛み合わせであるべきです。

 

 マウスガードの役割

 

1. 歯を外傷から守る

2. 下顎骨骨折の予防

3. 顎関節の保護

. 口腔内外粘膜の保護

5. 脳震とうや脊髄損傷から身を守る

 

マウスガードを装着している安心感が積極的プレーにつながることもあります。

 

マウスガードの種類

 

1. ストックタイプ(3サイズ、国内では入手困難)

2. マウスフォームドタイプ(スポーツ店などで購入可)

3. カスタムタイプ(歯科医院で製作)

 

スポーツ店や通販などで購入できるマウスフォームドタイプのマウスガードは、主に2タイプあります。一つは、お湯につけて軟化したマウスガードを口の中で直接圧接して使うもの。もう一つは、外側のシェル(枠)に軟性樹脂を流し込み、口の中で圧接するタイプです。

前者は、非常に簡単に作ることが出来、値段も2000円から3500円程で安価ですが、歯に密着しません。また、外傷などの予防効果も期待薄です。後者は、密着タイプですが、作り方が難しく、間違って作ると逆に顎関節を痛める危険もあります。

 

一方、歯科医院で製作するカスタムタイプは、歯型を取り、各自の模型を基に、歯科医師または歯科技工士が製作するものです。当然、個人の歯型にピッタリ合うので、市販の者とは適合性、効果は比較になりません。

カスタムタイプのマウスガードが市販のものと違う点

 

1. 装着感が良い。違和感が少なく、外れにくいので試合に集中できる。つけたまま口をゆすげる、水を飲める。

2. かみ合わせが安定しているのでバランス良く力が入れられる。筋力アップ効果。

3. 発音がしやすいので、大きな声も出せる。呼吸がしやすいので、体力を温存できる。

4. 唾液の量が抑えられる。

5. 不快な味や臭いが少ない。


マウスガード着用義務の規定がある競技

 

アメリカンフットボール、ボクシング、キックボクシング、総合格闘技、テコンドー、ラクロス、(一部着用義務:ラグビー、アイスホッケー、フィールドホッケー、空手)、(着用可:野球、サッカー、ソフトボール、バスケットボール、ハンドボール、バレーボール、テニス、投擲、跳躍、レスリング、ウエイトリフティング、柔道)、(着用不可:ゴルフ)


当院でのカスタムタイプマウスガード費用

 

¥25,000- ~(税別)専用ケース付き

(学生割引あり)